南宋末期(1200年代後半)になると、蘇州河の水深が堆積砂によって浅くなり、青龍鎮は港の機能を失い衰退し始めます。同時期、蘇州河の下流「上海浦」西側にあった漁村が、貿易港して発展し始めます。
この「浦」とは「運河」の意で、「海浦」は「海に繋がる運河」を意味します。そして、上流の海浦を「上海浦」、下流を「下海浦」と称していました。蘇州河には運輸と排水の機能を兼ねたこのような運河が18あったそうです。
そして、1267年この運河の名前をとった「上海鎮」がこの名も無き漁村に設置され、上海が成立します。「鎮」は日本の「町」を意味し、「上海鎮」の設置とは町役場の設置を意味します。
上海の名前の由来は運河だったのですね。この運河が「夜露四苦浦」じゃなくてよかったですよ。
参照サイト:上海与下海 / “上海”为啥体叫上海(沪语版)
※この時代、黄浦江は蘇州河の支流で川幅も、今よりずっと狭かったようです。 |