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1:上海中心部
2:上海近郊
人民公園からの移動時間目安、30~60分の観光地。
3:上海郊外(杭州,蘇州)
観光バスセンターからの移動時間目安、60分以上。または新幹線で1時間の距離。

▲上海の観光地を幅広く押さえた定番。でもグルメと買い物は弱い。

▲上海のグルメ、買い物、リラックスに重点を置いた定番の一冊。

▲添乗員愛用の一冊。地図の精度が高く、町歩きには欠かせない一冊。

▲上記のJALガイドから上海、蘇州、杭州を抜粋した折りたたみ地図。

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▲上海を歩きながら租界時代の面影を探る一冊。難点は地図が分かりにくい事。上海初心者には不向き。

▲上海に来る前に読んでおきたい一冊。特に蘇州、杭州へと足を伸ばす人は必読です。

▲実用的な用例が多く、すぐに使える会話帳。特に数字の数え方はマスターすべき。

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歴史の浅い上海で中国史に触れられる貴重な空間、上海博物館

じっくり見学すると丸一日はかかる難攻不落の博物館

今や中国経済を強力に引っ張る上海ですが、世界史の舞台に躍り出たのは1842年と若輩者。猪木や藤波、蝶野級のマッチョ都市が居並ぶ中国において、上海は長州小力なのです。そもそもプロレスラーじゃないのです。小太りの面白いおじさんなのです。

そんな上海で中国史との唯一の接点がこの上海博物館。11の展示室と12万点にも及ぶ収蔵品で、じっくり見学すれば丸一日はかかる難攻不落の博物館です。

特に耳目を集める青銅器は、世界的に有名なコレクション。もちろん、陶磁器や彫塑、書画、印鑑などの収蔵品も目を引きますが、400点を超える青銅器コレクションに比肩するものはありません。もし時間が限られるのであれば、せめて青銅器エリアだけでも見学すべきでしょう。

一方、西洋人の注目を集めるのはやはり陶磁器で、石器時代から近代まで8000年にわたって作られてきた陶磁器(土器含む)が時代ごとに並べられています。中東をはじめとする異文化との交わりで変遷するその姿、そしてヨーロッパの美術史を塗り替えたその魅力を、がっつり受け止める事ができます。

ちなみに、意外と知られていませんが世界最古の土器は青森とされています。

現在までに知られている土器の中で最古の土器は青森県大平山元I遺跡や茨城県後野遺跡などから出土した文様のない無文土器であり、大平山元I遺跡から発見された土器の年代測定の算定は16,500年前(暦年較正年代法による)とされている。

Wikipedia:縄文式土器

またこの他にも、13,000年前頃の土器が多く発掘されている事から、日本もこの時代、文明の先進国だったのでしょう。ところが大陸とは違って異文化との交わりが無かったが故に、世界最古の土器で止まってしまったようです。

民族同士の交流と衝突によって文明の躍進が連続的に発生する大陸の歴史に触れると、そんな古代の歴史に思いを馳せます。

上手くまとまりました。

「古代中国というのは、文明の巨大な唐代であった。」

館内で音声ガイドを借りることが出来ますが、やはりそれだけ見学しても消化不良です。ここは日中の年表や比較文化論、美術書あたりを手に見学したい所。後者の2つは適当に付け加えたのがバレてると思いますが、日中の年表は本当に欲しくなりますね。

特に日本が中国の文化を積極的に取り入れる、前漢から唐代の時代背景は抑えておきたいところです。司馬遼太郎の一説「古代中国というのは、文明の巨大な灯台であった。」を実感できます。

入場料、混雑時間、営業時間、WEBページ、ミュージアムショップ

混雑のピークは午前中。昼食をとってから行きましょう。

2008年3月から入場料が無料(特別展を見学する場合20元)になりました。これに伴い、一日当たりの入館人数を5000人までとする入館制限が実施されています。

これを聞くと「早い時間に行かねば!」と焦ってしまうのが人の常。管理人さんもそう考え午前中に向かい30分ほど列に並びました。ところが、見学を終えて帰る時間には列も無くなり、待ち時間ゼロで入館出来る状態。のんびりとお昼食べてから見学した方が良さそうです。

警備員に話を聞いたところ、入館制限が発生するのは国慶節やゴールデンウィークの連休中のみだそうです。また連休中は最大で3時間待ち、入館前から博物館をぐるりと囲うように長蛇の列になるそうなので、この時期に博物館に近づくのは非常に危険です。

営業時間は9:00~17:00、入場は16:00まで。見学に必要な時間は最低2時間。

早足で見学しても2時間はかかります。15:00頃までには入館しましょう。荷物は無料で預けられます。

休館日は特に決まっていませんが、事前にWEBページ確認しておくといいでしょう。→上海博物館オフィシャルページ中国と英語が選択できます。

ミュージアムショップが意外と充実

中国のお土産屋は、隣のお店同士で扱っている商品をコピーし合い、挙げ句の果てには全てのお店が同じ商品を扱う無秩序系。さらに隣り合う観光地同士でもコピーをするので、お土産を物色する気も失せてしまいます。

さすがにこのミュージアムショップは他ではお目にかかれないオリジナルの商品を扱っていて、値札も付いていますから中国に不慣れな方でも安心して購入する事ができるでしょう。特に文房具が充実しているので、子供向けのお土産には最適かと思われます。

アクセス:上海博物館

人民広場にある丸くてでっかいのが上海博物館

1,2,8号線・人民広場駅・1号出口と8号線・大世界駅4号出口が最寄り。えんじ色が徒歩ルート。いずれの出口からも徒歩5分の距離。

人民広場駅は地下の構造が複雑なので、大世界駅からの方が分かりやすいです。

博物館の外観は「天円地方」に基づいてデザインされ、最上部の円盤が特徴です。

スライドショー

ゴールデンウィーク中の一枚、高速道路から人民広場をうねるように続く行列を目にして目的地を変更。行列の写真を撮ることにしました。左側の列は旅行者主催ツアー客。待ち時間なく入場できます。
入館するまで3時間待ちだそうで、炎天下で3時間並んだ後にあの膨大なコレクションを見学するって、革命時代の拷問だな。
こちらは5月28日。9:30ぐらいに到着して30分並んで入館しました。3時間ほど見学して帰る時に入場口を見るとガラガラ。入館時にセキュリティーチェックがあります。よほどの悪じゃない限り止められません。例えばこち亀のオチに出てくる大原部長的なヤツは入館ん出来ません。
1階で音声ガイドを借りられます。値段は40元/台、保証金として400元/台、もしくはパスポートを預ける必要があります。その他、ベビーカーや車椅子の無料化貸し出し、荷物預かりのサービスもあります。
展示品の番号を入力すると音声ガイドが始まります。110の展示物が対象ですが、これを借りると一日かかっても見切れません。ただ、書画と絵画は音声ガイドがありませんでした。
建物は全4階。もちろんエスカレーターで登ります。
館内は写真撮影可。書画と絵画のエリアはフラッシュ禁止です。彫塑はガラスケースに入れられることなく無く展示されているので、細かな彫り込みまでじっくり鑑賞出来ます。
北斎時代(550-577年)の石仏。絶妙なライティングで仏像の豊かな表情が浮かび上がります。後背と化仏も見事。
続いてメインの青銅器エリア。紀元前15~13世紀の物とされる酒器。これが日本に伝わると急須として用いられるようになります。中国の急須はお尻の部分に持ち手がきますが、この酒器から派生した日本の急須は、写真のように肩の部分に持ち手がつきます。(街道をゆく・江南のみちより)この殷代の青銅器は最も高く評価されていて、動物形や複雑な文様をあしらい、他の時代に無い独特の雰囲気を持ち合わせています。
西周時代(前11世紀頃~前771)になると青銅器は、王から諸侯への贈り物として鋳造され、銘文がきざまれるようになります。さてここでクエッション!この青銅器は討伐に成功した諸侯への記念品なのですが、ある機能を持ち合わせています。それはいったいどんな機能でしょう?(頭の中で草野仁と板東英二、黒柳徹子のやりとりを膨らませて下さい。)答えは博物館で!
漢王朝(前202~後220)になると青銅器は日常的な道具となります。特にこの時代、雲南省の滇(てん)族が鋳造した青銅器は写実的な装飾が特徴で、見る物の目を楽しませてくます。写真は貯貝器。当時は子安貝が貨幣として流通していました。つまり現代に続く貯金箱のルーツ。
続いて陶磁器エリア。
でも青銅器エリアで疲れちゃってメモ取らなかったのよね。確か三国時代の陶器だったと思うのだけど・・・
唐三彩!これはメモ無しでも分かりますね。唐代は外国の文化に対して非常に寛容で、都(長安)は世界各国から人々が訪れる国際色豊かな都市になります。阿倍仲麻呂が政府の官職を受けて活躍していたのはこの時代。特に陶磁器はササン朝ペルシアの影響が色濃く見られ、これまでになかった華麗な彩色が見受けられます。
唐代になると仏教は在来宗教であった道教を圧するほどの一大勢力となり、これまでにない圧倒的な数の仏教美術が制作されます。ただそれらはその後の乱世で多くが破壊されてしまいます。貴重なコレクションをじっくり観察して下さい。
唐代後期になると窯業地が国内各地にひろまり、中国陶磁史上、最も偉大とされる宋代に続く土壌が形成され始めます。特に青磁、白磁、黒釉陶器が周辺各国へ輸出され珍重されます。
作品と表題をセットで撮らないと何が何だか分からなくなります。同じ過ちを犯さないよう気をつけて下さい。管理人さん行き場を失ってます。
秀作は一つ一つガラスケースに収められ、360°全ての角度からその文様を鑑賞できます。
元代(1271~1368)になると景徳鎮が急速に繁栄し、他の地域を圧倒する作品を生み出します。明代(1368~1644)になると景徳鎮の陶磁器が主要輸出品となり、これが17世紀初頭に欧州で発生するシノワズリにつながります。
明代の景徳鎮には宮廷用の陶磁器をつくる官窯が確立され、五彩と呼ばれる繊細で美しい絵付けが特徴的です。
ようやく彫塑、青銅器、陶磁器が終わり3階にたどり着きました。ここまでに2時間半すでに体力の8割りを消耗しています。そこに来て訳の分からない書画!帰りたいです。ホームシックです。もちろん、館内には多数のベンチが設置されていますが、休んでも休んでも疲れます。
それが見事であることは分かるのですが、青銅器や陶磁器の圧倒的なコレクションの後だと、いまいち食いつけません。神戸牛の後に伊勢エビを出されても困るのです。ギャル曽根じゃないのです。
書画の次は印鑑です。急に小さくなりました。立体→面→点の展開にますます興味失います。すでに入館してすでに3時間経過していますが、この後に、貨幣、玉器、家具、少数民族工芸が続きます。管理人さんあまりのしつこさに腹が立って、写真撮らずに帰りました。事実、3~4階のエリアは最初の熱気が嘘ように冷め、皆早足で見学しています。
1:上海中心部 2:上海近郊 3:上海郊外(杭州,蘇州含む)
近日、追加予定。
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