虹口区北側:戦前の日本人街。当時のアパートメントはまだ現役。それでもホテルは別のエリアで。
戦前に10万以上の日本人が生活した日本人街です。旧日本軍の施設や娯楽施設、神社、お寺といった日本を象徴する建物はほとんど残っていませんが、魯迅故居をはじめする当時のアパートメントはまだまだ現役です。
今でも多くの日本人観光客がこのエリアを訪れるようですが、ここに宿をとる必要はありません。と言うのも当時の雰囲気が残るのは魯迅公園南側の1km四方程度のエリアで、半日散策すれば十分見て回れます。またレストランも少なく、旧フランス租界地へのアクセスが悪いこと、夜になると人通りが少なくなる事も考慮すべきでしょう。
市街地からこのエリアにアクセスする場合、3号線、8号線を利用します。
虹口区南側:外灘の老建築と陸家嘴の高層ビルの両方を眺められる絶景エリア。
戦前は日本、アメリカ、ドイツ、ソ連(現在も同じ場所にあり)領事館があり、外国人用マンションや上海で初めての洋式ホテル(現在のアスターハウス)が建てられる様な華のあるエリアでした。戦後、上海の街は旧フランス租界地を中心に街が発展し、この周辺は没落してしまいますが、地下鉄の開業に合わせ2007年頃から再開発が始まりました。さらに2008年にはハイアット・オン・ザ・バンドが開業し注目を集めています。
このエリアのホテルは黄浦江沿いの夜景の綺麗なホテルと、少し入った場所にあるクラシックホテルに別けられます。
前者に当たるホテルがハイアット、パノラマ、シーガルです。ハイアットは1泊3万円以上する高級ホテルですが、パノラマとシーガルは上海の平均的な価格よりも安く宿泊する事ができます。ただし、いずれのホテルも予約の際にバンドビューやリバービューの部屋を指定する必要があります。
後者に当たるのがブロードウェイ・マンションズとアスターハウスです。ブロードウェイ・マンションズは1934年築の外国人用マンションで1951年からホテルとして営業しています。高層階からは外灘と陸家嘴を一望できます。アスターハウスはアインシュタインやチャップリンも宿泊した上海最古の洋式ホテルで、その重厚な雰囲気を味合うことが出来ます。
ただし、地下鉄駅が遠いこと、細い路地が入り組むため渋滞が多いことを考慮する必要があります。目の前に外灘と陸家嘴が広がりますが、決して徒歩圏ではありません。また、夜になると人通りがほとんど無くなる事も注意が必要です。 |